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年金、繰り上げするか、繰り下げするか(後編)

更新日:2022年2月1日

前編では年金の繰り上げ受給について書きましたが、後編では年金の繰り下げ受給について書きたいと思います。

現在は70歳まで繰り下げが可能ですが、2022年4月からは75歳まで可能となります。

65歳から本来受給するところを10年先延ばしにして受給することは得なのか、損なのか気になりますね。

「繰り下げ」では受給を1ヶ月遅らせるごとに受給額が0.7%増額となります

以下に繰り下げ年齢による増額率と損益分岐点をご紹介します。

 66歳まで繰り下げた場合  0.7%×12ヶ月=8.4%の増額 → 108.4%の受給

             損益分岐点 66歳+11歳11ヶ月=77歳11ヶ月 


 67歳まで繰り下げた場合  0.7%×24ヶ月=16.8%の増額 → 116.8%の受給

             損益分岐点 67歳+11歳11ヶ月=78歳11ヶ月 


 68歳まで繰り下げた場合  0.7%×36ヶ月=25.2%の増額 → 125.2%の受給

             損益分岐点 68歳+11歳11ヶ月=79歳11ヶ月 


 69歳まで繰り下げた場合  0.7%×48ヶ月=33.6%の増額 → 133.6%の受給

             損益分岐点 69歳+11歳11ヶ月=80歳11ヶ月 


 70歳まで繰り下げた場合  0.7%×60ヶ月=42.0%の増額 → 142.0%の受給

             損益分岐点 70歳+11歳11ヶ月=81歳11ヶ月 


☆2022年(令和4年)4月1日より75歳まで繰り下げできる


 71歳まで繰り下げた場合  0.7%×72ヶ月=50.4%の増額 → 150.4%の受給

              損益分岐点 71歳+11歳11ヶ月=82歳11ヶ月 


 72歳まで繰り下げた場合  0.7%×84ヶ月=58.8%の増額 → 158.8%の受給

             損益分岐点 72歳+11歳11ヶ月=83歳11ヶ月 


 73歳まで繰り下げた場合  0.7%×96ヶ月=67.2%の増額 → 167.2%の受給

             損益分岐点 73歳+11歳11ヶ月=84歳11ヶ月 


 74歳まで繰り下げた場合  0.7%×108ヶ月=75.6%の増額 → 175.6%の受給

             損益分岐点 74歳+11歳11ヶ月=85歳11ヶ月 


 75歳まで繰り下げた場合  0.7%×120ヶ月=84.0%の増額 → 184.0%の受給

             損益分岐点 75歳+11歳11ヶ月=86歳11ヶ月 


確かに繰り下げ受給とすることで受給額が増えることは魅力的に見えます。

ただし、それなりに長生きしないと特にならないことも分かりますね。

それと70歳や75歳まで生活費がないとできませんね。

あと一番大きな損は、加給年金をもらえる条件の人の場合、繰り下げしている間は加給年金をもらえないことです。たとえば、10歳年下の奥様がいる場合で75歳まで繰り下げすると、奥様が65歳になると加給年金の対象ではなくなるため、約39万円×10年=390万円分をもらえなくなります。

その他、繰り下げ途中で亡くなってしまった場合とかでは、年金を拝むことができないこともでてきます。


繰り上げもそうですが、繰り下げもよく考えて行いたいものですね。



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